セシールの人

品質の良い商品を、
最高の状態で
届けるために。
2023年新卒入社
品質管理
﨑山 新輝
Chikaki Sakiyama
Profile

大学時代は軽音部に所属し、ベーシストとして活躍。通販業界をメインに就職活動を行う中で、生活雑貨や家具・家電の企画に携われるセシールへの入社を決めた。研修では、ライブ活動で得たコミュニケーション力、持ち前の明るい性格とポジティブ思考で同期を牽引。現在は品質管理の部署で専門知識を身につけながら、将来的にはライフスタイル商品のMDになることを目指して成長を続けている。

今、この瞬間を「どう楽しむ」か

社会人になるまではずっと実家暮らしだったので、セシールに入社して研修や配属はもちろん、一人暮らしを始めたことも僕にとっては大きな変化でした。もちろん、環境に慣れるのは大変でしたが、僕は元々「せっかくこういう機会をもらったんだから、楽しんでやろう」と考える性格なので、目まぐるしく進んでいく研修カリキュラムや日々新しく挑戦する業務も楽しめましたね。 落ち込んだり、元気がなさそうな同期がいる時には、みんなで支えていく雰囲気が自然とできあがっていましたし、途中からは意識して声をかけるようにしていました。僕にとっても同期と出かけたり、香川の自然を楽しむことがリフレッシュになっていたんだと思います。
カスタマーサポート研修では、最初は電話に出ることに苦手意識を持っていましたが、落ち着いてお客様の言葉を聞くようにすることで理解が深まり、恐怖心がなくなりました。物流研修では、ただ作業をこなすのではなく「何かを学ぼう」と常に意識。視野を広く持って、何か改善ポイントはないかを考えたり、困っている人がいたらすぐにヘルプに入れるようにしました。
中でも、品質管理の研修は日々知識が身についているのを実感でき、毎日のテストもモチベーションに繋がりましたね。同期の「できる」を認め、自分の「できない」と向き合うことで、成長することができました。
研修でたくさんの刺激を受けられたことが、配属後の業務に役立っています。

曖昧で難しい、だからこそのお客様目線

配属は香川オフィスにある品質管理の部署になりました。同じく香川オフィスに配属された同期もいますが、品質管理はみんなと階がちがうので、最初は少し寂しかったです。もちろん、部署の方々とはすぐに親しくなれましたし、お昼は同期と一緒に食べることができるんですけどね。笑
先輩たちはみんな優しく、和気あいあいとしている雰囲気です。商品分類ごとに担当が決まっていますが、僕は日々さまざまな担当について勉強中。元々興味があるライフスタイル商品に関われる時は、特に楽しいです。
入荷した商品を検品して不良がないか確認したり、商品部から依頼がきたサンプルの確認を行うのですが、報告書の作成、メーカー様への連絡、PC処理など工程や関わる人がとても多いので、ミスをすると多大な迷惑をかけることになります。まだ自信はないですが、あらゆる商品を直接見て触れられるのは面白いですし、この仕事の特権だなと感じます。
一方で、パッと見ただけでは分かりにくい不良が存在するのも事実。「部品が不足していて動かない」など明らかなケースはすぐに対処できますが、「糸が出ている」など特にアパレル商品では基準や判断が難しいケースが多々あります。だからこそ「お客様がこの商品を受け取った時にどう感じるか?」を常に考えながら、商品と向き合っています。

商品の最高を引き出せる、
完璧なMDを目指して

配属が決まった際、「品質管理で基礎を学んでからMDを目指してほしい」という言葉をいただきました。自分自身もMDを目指すならこの道がベストだと感じ、キャリアをスタートしました。
今は業務に直結する知識を得るため、TES(繊維製品品質管理士)の資格取得を目指して勉強を進めています。入社前からMDになることが夢でしたが、今は商品に関する専門的な知識を身につけたり、物流の流れを把握することで、商品をベストな状態でお客様にお届けできる「完璧なMD」になることが夢になりました。
そのためにも、品質管理でさまざまな経験を積み、スキルを磨いていきたいと思っています。

上司からのコメント

﨑山くんはどんな業務も前向きに頑張る、頼もしい後輩です。素直で真面目な性格なので、みんなからも可愛がられています。
育成する上では、お互いに「思ったことは口にしよう」と約束し、溜め込むのではなく、その場で解決していくスタンス。
最初は指示を待って動いていましたが、今は周りを見て自分で考え、率先して動くようになったので、成長を感じています。
品質管理の仕事は、セシールの心臓。そして、自分の武器になる専門的な知識が身につけられる部署です。
﨑山くんには、ぜひ自分の武器を持ってほしいと思っています。「セシールスタンダードとは、こういうもの」というのを身につけ、「困ったら﨑山くんに聞こう」とみんなから頼られる人になってほしい。実際にモノを見て、触って、学習して、立派なMDになってほしい。期待は大きいです!